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Be My Eyes、Seeing AI、Envision、Ariadne Sense、どれを選ぶ?目の見えない方向けアプリを率直に比較

移動のときに、もうひとつ支えがほしいと考えていませんか。日々の暮らしを助ける最新のスマートフォンアプリが、実際にどう動くのか知りたい方もいるでしょう。この比較は、そんな方のためのものです。人気のアプリと並べて、私たちのアプリAriadne Senseもご紹介します。

結論から

人の手助けが必要なら、Be My Eyes。ラベルを読む、紙幣や色を見分けるといったことを手早く無料で済ませたいなら、Seeing AI。両手を空けておきたい、AIアシスタント付きのメガネを使いたいなら、EnvisionとAlly。写真を撮らなくても、移動中に周囲の様子を続けて説明し、障害物を振動で知らせてほしいなら、Ariadne Senseがおすすめです。

比較の方法

比較に使った情報は、各メーカーの公式サイトとアプリストアの説明文から集めました。はじめにお伝えしておくと、Ariadne Senseは私たちがつくったアプリです。それでも、どなたにも必要なものが見つかるよう、公平に比べることを大切にしました。誰にとっても使いやすい世界を、みなさんと一緒につくっていきたいと考えています。

比較表

2026年10月時点。料金と機能は各メーカーのサイトとApp Storeの説明にもとづきます。
項目Be My EyesSeeing AIEnvision / AllyAriadne Sense
誰が手助けするかボランティア、AI(Be My AI)、企業のサポート担当AIAIAI
使い方必要なときに:ボランティアにつなぐ、または写真を撮ってAIに質問必要なときに:用途ごとに別のモード。短い文字は写るとすぐ読み上げアシスタントとの会話。Ally Solosメガネでは連続モードも連続:アシスタントが自分から周囲の様子を説明し続けます。必要なときに:AIアシスタントと会話
障害物の通知なしなし(LiDARを使うWorldモードは立体音響で周囲を説明)なしあり:音声と振動。近づくほど強く(LiDAR搭載モデルで最も正確)
料金無料無料Envision:無料。Ally:無料版(会話は10分まで)またはPro、月9 USDまたは年90 USDスタート用の無料トークンあり。その後は使った分だけ、サブスクリプションなし。トークンに有効期限なし
アカウント必要(無料、18歳以上)不要Ally:必要不要
インターネットなしで使えません一部のシンプルなモード(光、色、顔の検出、登録した持ちもの探しなど)。情景の説明にはインターネットが必要Envision:文字の読み上げ(Instant Text)。Ally:インターネットが必要振動による障害物の通知
文字の読み上げあり。Be My AIで写真からあり:短い文字と書類ありあり。一字一句そのまま、または要約
対応環境iPhone、AndroidiPhone、AndroidiPhone、Android、Envision GlassesとAlly SolosメガネiPhone
言語ボランティア:180以上(対応できる人がいる場合)、Be My AI:3619、日本語を含むAlly:アプリは18言語。Envisionは60以上の言語で文字を読み上げ9

Be My Eyes

Be My Eyesは、目の見えるボランティアとビデオ通話でつないでくれるアプリです。ボランティアは24時間いつでも対応していて、180以上の言語で話せます。さらにアシスタントのBe My AIもあり、写真を撮ると詳しい説明が返ってきて、気になる点を続けて質問できます。企業ディレクトリからは、一部の企業のカスタマーサポートに直接つながることもできます。すべて無料で、必要なのはアカウントの作成だけです。アプリはiPhoneとAndroidで使え、Be My AIはWindowsのパソコンにも対応しています。Ray-Ban Metaのメガネから、声でボランティアへの通話を始めることもできます。

いちばん向いている場面:人の助けが必要なとき。ボランティアなら、ふだんとは違う状況も理解してくれます。服選びや機器の設定、落としたものを探すのを手伝い、一歩ずつ案内することもできます。

Seeing AI

Seeing AIは、MicrosoftがつくったiPhoneとAndroid向けの無料アプリで、日本語にも対応しています。用途ごとに別々のモードがあり、それぞれがひとつの作業を受け持ちます。カメラに写るとすぐ読み上げる短い文字、書類、情景の説明、バーコードによる商品の識別、紙幣、色、光。登録した人を見分けたり、あらかじめ見た目を覚えさせておけば、持ちものを探すのを手伝ったりもします。光や顔の検出、色、登録した持ちもの探しなど、一部のシンプルなモードはインターネットなしで使えます。これらはそれぞれ別のモードです。ただし、より詳しい説明には接続が必要です。

いちばん向いている場面:ラベルを読む、紙幣の金額や服の色を確かめるといった、手早く済ませたい具体的な作業。費用はかかりません。

EnvisionとAlly

Envisionはいくつかの製品を手がけています。Envisionアプリは2022年から無料になり、60以上の言語で文字を読み上げます。すばやい文字の読み上げはインターネットなしでも使えます。新しいAllyは、人と話すように会話できるAIアシスタントです。手紙やメニューを読み上げ、周囲の様子を説明し、天気を調べたり、ウェブで検索したりします。無料版の会話は10分までで、この制限のないAlly Proは月9 USDまたは年90 USDです。AllyはiPhone、Android、ブラウザで使え、Envision GlassesとAlly Solosのメガネにも対応しています。Ally SolosはEnvisionのストアで699 USD、Ally Proの1年分が付いています。

いちばん向いている場面:両手を空けておきたいとき。メガネならスマートフォンを持つ必要がなく、料理や郵便物の確認、白杖や盲導犬との外出などで役立ちます。

Ariadne Sense

Ariadne Senseは、はじめての慣れない場所を移動するために生まれました。iPhoneを体の前に構えると、目の前にあるもの、人、部屋の様子、進む先の道を、アシスタントが続けて伝えます。自分で写真を撮る必要はありません。iPhoneはLiDARセンサーで距離を測り、センサーがない場合は機械学習モデルが距離を推定します。ポールや壁などの障害物を音声と振動で知らせ、近づくほど振動は強くなります。振動はインターネットなしでも使えます。もっと知りたいときは、詳しい説明を頼んだり、アシスタントと話したり、ウェブで調べものをしたり、手紙や薬の説明書を読み上げてもらったりできます。「リモコンを探しています」と言えば、見失ったものがカメラに写ったときに知らせます。

アカウントの作成もサブスクリプションも不要です。ダウンロードすると無料のトークンが付き、その後は使った分だけお支払いいただきます。使わなかったトークンに有効期限はありません。いちばん向いている場面:移動中や外出先など、1枚の写真ではなく、周囲の様子を続けて知りたいとき。

Ariadne Senseにできないこと

Ariadne Senseは、ほかのツールの代わりになろうとするものではなく、新しい選択肢を加えるものです。そのため、いくつかの制限があります。正直にお伝えします。

  • ボランティアなど、人にはつながりません
  • iPhone専用で、LiDARセンサーのないモデルでは障害物までの距離の推定精度が下がります
  • AIの回答と文字の読み上げは、トークン残高から差し引かれます
  • インターネットなしで使えるのは、障害物の通知だけです
  • ナビアプリのように目的地までは案内しません(「100メートル先、左に曲がります」など)

ひとつに決める必要はありません

これらのアプリは、互いにうまく補い合います。たとえば、移動中やはじめての場所ではAriadne Sense、人の助けが必要なことにはBe My Eyes、家での手早い読み上げにはSeeing AI、という組み合わせがよくあります。

よくある質問

目の見えない人向けの無料アプリはどれですか?

完全に無料なのは、Be My Eyes、Seeing AI、Envisionアプリです。アシスタントのAllyには、会話の長さに制限のある無料版があります。Ariadne Senseはスタート用のトークンで無料でお試しいただけ、その後はAIアシスタントを使った分だけのお支払いで、サブスクリプションはありません。

オフラインで使えるアプリはどれですか?

どのアプリも、程度の差はあれインターネット接続が必要です。接続がなくても、Seeing AIでは光や色、顔の検出、登録した持ちもの探しなど一部のシンプルなモードが使え、Envisionは短い文字を読み上げられます。Ariadne Senseは、インターネットがなくても、近づいてくる壁などの障害物を振動で知らせ続けます。

アカウント登録なしで使えるアプリはありますか?

Ariadne Senseはアカウントの作成が不要です。データは、iPhoneでサインインしているApple Accountにのみひもづけられます。私たちがあなたの身元を知ることはありません。Seeing AIもアカウントなしで使えます。

複数のアプリを併用できますか?

はい、問題なく併用できます。必要なことや状況、予算に合わせて使い分けてください。どのアプリも、ほかのアプリと同時に使えます。

Ariadne Senseを無料で試してみませんか

最初の質問は無料です。アカウントの作成も不要です。ダウンロードして、ぜひお試しください。

iOS 17.6以降が必要です。LiDARセンサー搭載のiPhoneでは、最も正確に距離を測定します。